2012年11月29日木曜日

おもわず写真を・・

なにげなく近所のコンビニに行ったら、こんなものが!
「まつや」さんは画廊のすぐそばです。12月はおそばを食べにきた人がものすごい行列になったりします。暗くなって提灯に灯りが入っているところなんかとても素敵です。
いつも「おおごまそば」を食べます。ゴマだれで食べるもりそばの大盛りって言う意味です。

2012年11月25日日曜日

東京駅そばの鉄鋼ビルの彫像

北の丸公園から東御苑を散歩して そのまま新しい東京駅を見に行きました。新しいといっても昔の姿を復元したのでした。素敵な眺めでしたがもうすこし時間が経ってレンガや屋根がピカピカでなくなれば さらに落ち着いた雰囲気になって魅力的でしょう。
ところで八重洲側の日本橋寄りに鉄鋼ビルという大きなビルがあったのですが取り壊していました。夕暮れ、もう日が落ちて でも完全には暗くなっていない時間にこの前を(正確には道路の反対側の歩道)を通ると、ビルの大きな玄関の中に金色の明かりに照らされた大きな女神の彫像が見えました。その眺めがほんとうに素敵でこの前を通るのがとても楽しみでした。しばらくして玄関が改装されて女神の彫像は右側に移されて外からは見えなくなってしまいました。ほんとうにがっかりです。がまんできずに中に入って見てみました、警備のおじさんがいましたが見るにはかまわないようで、近づくとマイヨールの作だとわかりました。これから鉄鋼ビルはどうなるのかわかりませんが、あの素敵な眺めが見られるといいと思うけれど・・・
東京駅からタクシーに乗ったときも、夕暮れに歩道を歩くときも必ず楽しみにしていた景色です。もっとほかにもそんな彫刻が街にあるといいのに。

東京も秋

きのうは上野公園、今日は北の丸から東御苑に行ってみました。桜、銀杏、ケヤキなどの紅葉が綺麗です。また落ち葉の多いところは歩くとカサカサと音がして香ばしいいい匂いがします。上野公園、人出が多くて小さな子供連れはやはり動物園か、また科学博物館ではチョコレート展だし・・ともかく大変なにぎわいでした。奥にある都美術館に行きましたが たくさんの展覧会、それぞれにたくさんのお客さんです。
春の桜の季節の展覧会も素敵だけれど、この季節も日差しがキラキラしてとても気持ちがよかったです。

2012年11月12日月曜日

「菜摘子」展

雨上がり、狛江まで電車に乗って「菜摘子」展に行きました。
駅前には素敵な緑地があって 雨に洗われた空気に鳥が鳴いていてさわやかです。カフェと一緒になった明るい会場に菜摘子さんの絵がたくさん並んでいました。
菜摘子さんの作品は柔らかく明るい光に満ちていてそばで見ても、離れて見ても素敵です。寒い季節に見るとなんだか毛糸で刺繍されているみたいに立体的に感じたり、なにか音楽みたいにリズムを感じたりします。また作品とタイトルがとてもいい感じでほんとうに引き立て合っています。「詩」みたいです。
会場の端では菜摘子さんが絵を描いていました。お母様やほかのお客様と一緒に飲み物をいただきながら おしゃべりしたりしてとても幸せな時間でした。
ついついいつものように・・・わたしの画廊に菜摘子さんの絵が並んでいるところを想像してちょっと楽しくなったことでした。

2012年11月8日木曜日

いいんでないかい二人展 「てぶくろ」

会場はなにもかもぎっしり!です。まず作品がぎっしり、しかもその一枚一枚が丹念に描き込まれた油彩と 丹念に切り出されたきりえでそれだけでも濃密な空間です。どちらもファンタスティックな不思議な世界が表現されています。さらにお花がたくさんです。朝部屋を開けるとお花の香りがあふれます。ようこそ花園へ。
ついつい一枚一枚説明してもらいたい、作者の思いを聞いてみたいと思うような作品が並びます。夫婦二人の作品がどちらも存在感があって堂々と存在しあっています。

初日のパーティーは荒天にも関わらず100人はいるかも(すこし大げさ)という大盛況で、正直こんなにこの部屋に人が存在できるとは・・・・と心底驚いてしまいました。頭には子供の頃に読んだ「てぶくろ」という絵本がうかびました。猟師のおじいさんが落とした手袋に 初めはカエルやネズミがそのうちウサギやキツネ、しまいには熊さんまでやってきて住むという、ぎゅうぎゅうの手袋の絵が・・・・・うわ〜!

想定外の出来事にオロオロしつつも、そのあとなにか愉快な気分になったことでした。

2012年11月4日日曜日

いいんでないかい 二人展 準備

明後日からの展覧会の飾り付けが終わりました。楽しい作品が会場一杯です。
油彩ときりえの組み合わせがちょうどいい空間だと思います。とくにきりえは間近で親しく見たのは初めてですが切り出された黒い紙の線と染め紙の色が洒落ています。なんとなくリズム感があって楽しいと思います「。筆で描くのとは違ったリズムです。
油彩のほうは、不思議な世界観の作品が並びます。丹念に描き込まれた作品はずっと変わらないようでもあり、その時々の作者の心を映しているようでもあります。
たくさんの方に見てもらいたいです。
なんといってもご夫婦で還暦記念に作品展なんて素敵ですよね。